PTSDの日本兵家族会

寄り添う市民の会

のホームページです

 

このページ下に最新記事の目次があります。

 

「白旗を世界中で掲げましょう!」

戦争のない世界を引き寄せる

積極的な非暴力行動です。

 

白旗が

全国に旅立ちました

広がっています

 

☆白旗ご希望の方は

➡黒井秋夫 電話08011213888

★メールアドレス qqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp

「戦争はしません」の白旗(横60㎝ 縦180㎝)

*郵送の場合

・1枚1000円+レターパック料になります

日本中に、世界中に広げましょう!

 

 

私たちは平和憲法の約束を守ります

私たちはいかなる戦争にも反対します

私たちは銃を取りません

紛争は話し合いで解決します

侵略されたら直ちに白旗を掲げ降伏します

日本が戦地になったら避難民になり生き延びます

世界に日本への支援と平和的解決を訴えます

 

日本が二度と戦争を起こさない!
誰もが安心して暮らせる平和な社会をめざします!

 

中国、朝鮮半島、アジア、世界に

平和と友好の虹の橋を渡します!

 

★家族会・寄り添う市民の会は

・自分と違う意見やお話しでも最後まで聞く。

・人の話を途中でさえぎらない。

・大きな声を出さない。

(威嚇するような言い方はしない)。

・誰にも何も強制されない。

 

★以上のルールで個人を尊重する運営を心がけています。

・定例会参加も無理をせず都合良い時にお出で下さい。

・それでも、いざという時には大きな力を発揮する温かく

 頼りになる「家族会・寄り添う市民の会」をめざしま

 す!

 

 

活動を支える

カンパをお願いいたします!

2025年、東京・大阪など各地で証言集会を開催します。PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会を全国の道府県で立ち上げ拡げます。証言集会開催、PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会各地の立上げを支援します! 

 

カンパ振込先

口座名義 PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会

★ゆうちょ銀行からの送金(郵便振替用)

ゆうちょ銀行口座。 

記号 11390・番号 21576251

★ゆうちょ銀行以外からの送金 (内国為替用)

ゆうちょ銀行口座。

★店名 一三八(イチ サン ハチ)・店番138 ・普通預金(口座番号)2157625

 

会計中間報告202411日~1231

202411日の繰越金486.301円 

収入(カンパ、黒井講演料など)1.964.968円  

経費 2.123.754

書籍販売収支 仕入れ349.990円 販売415.570円 差益65.580

20241231日の総残高 327.515

★会の連絡先

黒井秋夫 電話08011213888 

208-0001武蔵村山市中藤3-15-4 

ホームページ  https://www.ptsd-nihonhei.com/ 
メールアドレス  qqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp

 

2025年3月28日(金)
横須賀市のタクシードライバー、市原和彦さんから今月も交流館の子供たちに絵本とお菓子、カンパが届きました。
もう2年以上続いています。
ただただ頭が下がります。心から感謝申し上げます
今、学校は春休み中。今日も中1(4月は中2)の女子5人、小6女子2人、小6男子5人が来館、ワイワイガヤガヤ、ぎゃあぎゃあ。バタバタ。
パンもお菓子もあっという間になくなります。その都度追加。
交流館は「子ども食堂」でもあるのです。
皆さんのご支援に支えられています。
感謝感謝です。
★カンパ振込先
*口座名義 PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会
★ゆうちょ銀行からの送金(郵便振替用)
*ゆうちょ銀行口座。 
記号 11390・番号 21576251
★ゆうちょ銀行以外からの送金 (内国為替用)
*ゆうちょ銀行口座。
★店名 一三八(イチ サン ハチ)・店番138 ・普通預金(口座番号)2157625
★2025年の会計報告(2025年1月1日~2月28日)
2025年1月1日の繰越金327.515円 収入(カンパ、黒井講演料など)177.359円  
経費 219.411円 書籍販売 仕入れ87.400円 販売67.700円 差益-19.700円(収入に含む)
2025年2月28日の総残高 285.411円

 

日本兵の戦争PTSDに苦しんだ

家族の体験文を募集いたします。

 

「体験文集」を作ります。

帰還した日本兵の父親・祖父との

生活で見たこと、体験したことを

何でも書いてお送りください。

国・厚労省が未だに「戦傷病者」として認めない帰還兵のPTSDが「現に存在進行している事実」を多くの家族の声で浮かび上がらせましょう。国・厚労省に帰還兵のPTSDの実態調査を要求する力にしましょう。

皆さん声をあげましょう。一人ひとりが体験を語り、多くの語りで構成された歴史的事実が(アジア太平洋戦争で苦しんだPTSDの日本兵と家族の体験)戦後の日本歴史に新たな視座を開くでしょう。事実を教科書に記述していただき、次世代の子どもたちに戦争をしたらこうなると語り継ぎましょう。戦争をしない・させない世論を作りましょう。

 

1,「体験文集」をPTSDの日本兵の家族の思いと願い証言集会(6

 月29日、PLP会館会場。824日オリンピックセンター会場)ま

 での分をそれぞれ資料として公開します。以降は随時作成し公

 開します。

2,「体験集」が一定量になったら書籍化します。

3,厚労省・文科省との面談、議員会館院内集会で資料として使

 用します。

4,しょうけい館に資料として展示するよう働きかけます。

お願い

1,体験文には氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレ

 スをお書きください。

2,体験文を公開する際に匿名希望の方はその旨お書きくださ

 い。

3,いただいた体験文は募集趣旨に反しない限り手を加えず、体

 験集に収録し公開します。

送り先

・メール qqr6kc9@ocn.ne.jp

 

・〒208-0001 武蔵村山市中藤3-15-4 黒井秋夫

*戦争PTSDの質問は3分経過ころから~
2025年3月26日(水)本日衆議院厚生労働委員会で田村貴昭議員が戦傷病者と認定されていない帰還した兵士のPTSDの実態調査とPTSDの兵士と暮らした家族聞き取り調査を行うよう福岡資麿厚労大臣に質問されました。
質問の中で田村議員は今現在の家庭内暴力の原因はたどると戦争に行きつくのではないかという信田さよ子さんの気づきや、中村江里さんの研究にも触れて帰還した兵士の実態調査や家族への聞き取りは喫緊の課題であると述べました。
福岡大臣は2025年度の開始する「しょうけい館での心を壊した兵士の展示」をやり終えてから専門家の意見も聞いて検討すると答えました。黒井は加藤、武見元大臣答弁よりもやや前進した答弁と受け取りました。
「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」は引き続き「戦傷病者と認定されていない帰還した兵士のPTSDの実態調査とPTSDの兵士と暮らした家族聞き取り調査」を国・厚労省は行うよう求めていきます。皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。

PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会

2025年3月号

1,日本兵の戦争PTSDに苦しんだ家族の体験文を募集いたします。「体験文集」を作ります。帰還した日本兵の父親・祖父との生活で見たこと、体験したことを何でも書いてお送りください。 

国・厚労省が未だに「戦傷病者」として認めない帰還兵のPTSDが「現に存在進行している事実」を多くの家族の声で浮かび上がらせましょう。国・厚労省に帰還兵のPTSDの実態調査を要求する力にしましょう。

皆さん声をあげましょう。一人ひとりが体験を語り、多くの語りで構成された歴史的事実が(アジア太平洋戦争で苦しんだPTSDの日本兵と家族の体験)戦後の日本歴史に新たな視座を開くでしょう。事実を教科書に記述していただき、次世代の子どもたちに戦争をしたらこうなると語り継ぎましょう。戦争をしない・させない世論を作りましょう。

 

1,「体験文集」をPTSDの日本兵の家族の思いと願い証言集会(629日、PLP会館会

 場。824日オリンピックセンター会場)までの分をそれぞれ資料として公開します。

 以降は随時作成し公開します。

2,「体験集」が一定量になったら書籍化します。

3,厚労省・文科省との面談、議員会館院内集会で資料として使用します。

4,しょうけい館に資料として展示するよう働きかけます。

お願い

1,体験文には氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスをお書きください。

2,体験文を公開する際に匿名希望の方はその旨お書きください。

3,いただいた体験文は募集趣旨に反しない限り手を加えず、体験集に収録し公開します。

送り先

・メール qqr6kc9@ocn.ne.jp208-0001 武蔵村山市中藤3-15-4 黒井秋夫

 

2,PTSDの日本兵家族会には運営者(ファシリテーター)が必要です。オンライン読書会でみんなで運営者をめざしましょう。

*気をつけていても「大きい声を出してしまったり、相手を傷つけてしまったり」は避けられません。とっさに判断して気持ちよくお話しできる場を取り戻す役割の人・ファシリテーターが必要です。

*(沖縄戦を生き抜いた人びと。より)ファシリテーターとは、参加者(メンバー)が話しやすい雰囲気を配り、お互いの援助能力を最大に発揮してもらう場所を作ることが役割です。具体的にはタイムキーパー、グループが停滞したときに助け舟を出す。メンバーが傷つきそうな場面をコントロールする。よく見る。よく聴く、基本ルースを維持する。場、人、感情のつなぎ役。

*4つの約束事(沖縄戦を生き抜いた人びと。より)

1)グループで話されたことはほかの場所で話さない。プライバシーを守る。

2)みんなが各々のペースを大事にする。話したいことだけを話す、無理に話さない。話させない。

3)批判をしない。心の中で思うことは自由だけど、批判的な態度で相手を攻撃しない。

4)みんなのグループだということ。時間を独り占めにしない。

・「沖縄戦を生き抜いた人びと」オンライン読書会で基本を学びましょう。

・上記(2)(3)(4)は「寄り添う市民の会」の運営でもその精神は準用されます。

 

3,非暴力の活動を学びましょう。

PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会は個人を尊重した運営をします。活動は非暴力で進めます。

*「独裁体制から民主主義へ・ジーンシャープ」オンライン読書会を1年間毎月行い、4月で終了予定です。

5月から新しい文献で非暴力のオンライン学習会を継続します。

4,      しょうけい館運営有識者会議を傍聴しました2025312

1,しょうけい館は2025年度、日本兵の戦争PTSDが戦争原因の傷病として初めて展示すると表明。

2,戦争原因の傷病として日本兵の戦争PTSDを認めるまでに2006年開館から18年を要したが、大きな一歩で大きな前進であり、私たちの活動が切り開いたとしても評価したい。

3,次は帰還した兵士に戦争PTSDが存在したことを国に認めてもらうステージに進んでいく。

*以下、発表された2025年度しょうけい館予定より抜粋

・「心の傷を負った元兵士の歴史的あらまし」 開催期間:令和7年7月~10月 ・どのような病気が該当し、どれくらいの兵士が罹患し、罹患した兵士の救護、治療、 援護施策がどうなっていたのかなどの概要情報を、常設展示の完成に先駆けパネル展示する予定です。

・常設展示の見直し ・「心の傷で苦しんだ戦傷病者の労苦」を紹介する展示コーナーを、今年度の調査に基づき、設置場所は3階「テーマ別展示コーナー」の最奥部に設置する。

 

支援カンパをお願いいたします!

★皆さまのご支援が活動を支えています!

2025年、東京・大阪など各地で証言集会を開催します。PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会を全国の道府県で立ち上げ拡げます。証言集会開催、PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会各地の立上げを支援します!皆様のご支援をお願いいたします!

カンパ振込先口座名義 PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会

★ゆうちょ銀行からの送金(郵便振替用)

ゆうちょ銀行口座。 記号 11390・番号 21576251

★ゆうちょ銀行以外からの送金 (内国為替用)

ゆうちょ銀行口座。★店名 一三八(イチ サン ハチ)・店番138 ・普通預金(口座番号)2157625

2025年の会計報告(202511日~228日)

202511日の繰越金327.515円 収入(カンパ、黒井講演料など)177.359円  

経費 219.411円 書籍販売 仕入れ87.400円 販売67.700円 差益-19.700(収入に含む)

2025228日の総残高 285.411

3645人が来館!75%は子どもたちです!

PTSDの「日本兵と家族の交流館!

3月25日(火)現在

子どもたちに「戦争をしてはいけない」が

伝わる場所です

家族会・市民の会の運営は

一人一人を尊重した優しい運営をいたします

自分と違う意見やお話しでも最後まで聞く。人の話を途中でさえぎらない。大きな声を出さない。威嚇するような言い方はしない。誰にも何も強制されない、という個人を尊重する簡単なルールで運営を心がけています。定例会など一回限りの参加も歓迎します。その後も無理をせず都合良い時にお出で下さい。それでも、いざという時には大きな力を発揮する温かく頼りになる「家族会・寄り添う市民の会」をめざします!

 

■「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」行事予定

PTSDの日本兵家族会は当事者だけが参加できますが、家族会以外はどなたでも参加歓迎しますオンラインの読書会、全国情報交流会に参加希望の方はqqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp(黒井秋夫)に連絡いただければアドレスをお送りします。

415日(火)ジーンシャープ読書会19:0021:00

416日(水)狭山市憲法カフェで黒井秋夫が講演

416日(水)「沖縄戦を生き抜いた人びと」オンライン読書会 19:0021:00

417日(木)黒井秋夫が講演、日中友好協会練馬主催 練馬区ココネリ、15001700

418日(金)PTSDの家族の体験集オンライン編集委員会19:0021:00

419日(土)「あの少女の隣に」胡桃沢伸さんアフタートークに黒井秋夫参加(オフ

 ィスまほろば)

420日(日)東京家族会・市民の会 オリンピックセンター(セ41410:0016:00

PTSDの日本兵家族会(10:0012:00)は当事者以外の参加はできません。

初めての参加の場合は黒井秋夫まで連絡下さい。13時からの「寄り添う市民の会」はどなたでも参加歓迎したします。

連絡先☎08011213888 メールqqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp

423日(水)4月号ニュース発送作業 中藤地区会館

424日(木)憲法集会など展示パネル制作作業(横浜会場と立川会場展示用) 中藤地区会館

424日(木)全国オンライン情報交流会19:0021:00

427日(日)「寄り添う市民の会・関西例会」PLP会館 13:30

429日(火)~53日(土)立川憲法集会に「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民

 の会」パネル展示します。
5月 2日(金)~56日(火)黒井秋夫訪中写真 &日本軍の毒ガス展にパネル展示 

かながわ県民センター1階展示場

5月 4日(日)黒井秋夫が講演14:00~ かながわ県民センター1階展示場

510日(土)黒井秋夫が講演10001130 奈良橋市民センター 

 東大和市母親大会

518日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

525日(日)「寄り添う市民の会・関西例会」国労会館 13:30

614日(土)亘理町9条の会 黒井秋夫が講演 13:30

615日(日)東京家族会・市民の会 オリンピックセンター(セ109

622日(日)黒井秋夫が講演 武蔵村山市新婦人の会 1000

628日(土)大阪府保険医協会で黒井秋夫が講演

629日(日)PTSDの日本兵の家族の思いと願い関西証言集会 

 PLP会館 123016:30

713日(日)「寄り添う市民の会・関西例会」

720日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

8月 9日(土)鶴岡市平和の集い・資料展で黒井秋夫が講演

810日(日) 協立社北村山生協で黒井秋夫が講演

815日(金)山形県新庄市で黒井秋夫が講演

816日(土)茨城県牛久市で黒井秋夫が講演

817日(日)「家族会・市民の会・東京例会」オリンピックセンター

824日(日)PTSDの日本兵の家族の思いと願い東京証言集会 オリンピックセンター

新デザインの白旗を千円でお分けします

世界中の人が分かるNOWARを入れ、縦を150㎝と短めになりました

 

 

 

2025年3月13日(木)

朝日新聞は『戦争トラウマ実態公開へ』と社会面で昨日の有識者会議を報じています。

『一歩前進と評価しつつ元兵士や家族の苦しみの実態を伝えるためより広範な実態調査を、行うべきだ』との黒井の見解も報じています。

 

 

これを裏付ける市原和彦さんの体験を大きく掲載し『父は戦傷病者に該当せず国の調査の対象外だ。だが自分のような元日本兵の家族が戦後の日本社会にたくさんいたはずだと思う。戦争とトラウマは不可分。それを知る兵士の家族の私たちの話をどうか国は聞いてほしい』と帰還兵の戦争トラウマの実態調査すべきとの市原さんの声を後藤遼太記者が報じました。

 

新しいステージに入りました。2月13日の厚労省との面談、12日のしょうけい館運営有識者会議を踏まえて私たちの活動の現段階を確認して、」次へ向かう道を話し合いましょう。3月16日(日)の東京、23日(日)の関西の「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」定例会にお集まりください。

 

*PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会・東京例会

3月16日(日)東京都戦没者霊苑

10:00~12:00 PTSDの日本兵家族会

当事者だけのクローズな集まりです。初めての参加は事前に黒井までお知らせください。☎08011213888

13:00~16:00 寄り添う市民の会

どなたでも参加できます。歓迎いたします。

*3月23日(日)寄り添う市民の会・関西例会 国労会館

13:30~16:00

どなたでも参加できます。歓迎いたします。

 

 

2025年3月1日(土)
コープみらいピースアクションに参加いたしました。
コープみらい第8ブロックの7人の組合員さんが昨年12月にPTSDの日本兵と家族の交流館に来館されました。
その感想をロビー展示会場でパネル展示してくださいました。
黒井はその展示の説明を兼ねて厚生労働省と面談(2月13日)で作成した資料、PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会の2月号ニュース、会のリーフレットを配布いたしました。
また、会の活動を報道していただいた映像をパソコンで放映いたしました。
全体参加者は300名と聞いていますが会場入り口の展示開場には常に見入る人たちでいっぱいでした。会の活動を報じた30分以上のテレビ映像を最後まで見て下さる方が何人もいらっしゃいました。
私が立ち止まった皆さんに説明をしましたが、メディアの報道もあり概略をご存知の方も多数いらっしゃいました。
120部用意した資料も全部お渡しすることができました。
参加して特に印象に残ったのは大学生や高校生など若い人たちの発表や展示です。若い人たちのエネルギーに触れて大きな希望と勇気を持ちました。多くは核兵器廃絶に取り組みでしたが、これら若い人たちが社会に広報に駆使する方法など私たちが苦手ですが若い世代に伝える手段としての重要性を痛感しました。

 

PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会2025年2月号

PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」は

厚生労働省と面談、アジア太平洋戦争に従軍した日本兵の帰還後の実態(戦争トラウマ)調査を

国の責任で実施するよう要請いたしました!

2025.2,13(於:衆議院第2議員会館・面談室)

1,出席者

・厚労省 山田亮(社会・援護局援護企画課 課長補佐)

    名取剛(社会・援護局援護企画課 施設指導係長)

・「PTSD日本兵家族会」

・ 黒井秋夫、森倉三男、藤岡美千代、黒川安子。

・「寄り添う市民の会」(オブザーバー参加)8名。

・国会議員関係 

    宮本徹(前衆議院議員。日本共産党)川野純平元秘書(現・田村とも子衆議院議員秘書)

    本村伸子(衆議院議員。日本共産党・東海ブロック選出。途中退席)丸山理絵秘書

    大椿ゆうこ(参議院議員。社民党副党首。途中から参加)小野寺葉月秘書

 

    大澤祥文秘書(酒井なつみ衆議院議員)、岩藤智彦秘書(田村貴昭衆議院議員)

    前田義則(共産党国会議員団東京事務所)、新城清秀(共産党国会議員団事務局)

・メディア

   ・NHK山形、共同通信、TBS、毎日新聞、沖縄タイムス、日本電波ニュース、しんぶん赤旗、

東京民報 (厚労省側から、出席担当官の顔の撮影がなければ、録画録音は可との説明)

2,面談内容

・宮本徹 武蔵村山で声をあげた黒井さんを応援してきた。今日はしょうけい館での、展示準備の進み具合など率直に伝えてほしい。今年は、戦後80年の節目の年であり、空襲被災者の補償問題などと並んで、PTSDに苦しむ家族の問題解決が前進する必要がある。

・黒井秋夫(今日の懇談の意義・目的)

    先日、優生保護法の誤りを認めた国が、被害当事者に謝る映像を見た。国がPTSD日本兵の家族に謝罪する日がくることを想像した。復員日本兵は約800万人。アメリカの研究によれば帰還兵の2050%がPTSDを発症する。それをあてはめれば、約300万の復員兵がPTSDを発症したはず。兵士が5人家族をつくったとすれば、約1500万人がその影響をうけたと推測される。まさに国家的な大問題。国が責任を負うべき問題。国が調べ、国が謝罪すべき問題。今日は、当事者家族の話を聞いてほしい。

・森倉三男 父は1919年(大正8年)生まれ。43年に召集され、ラバウル、パラオ、セレベス、ジャワと転戦・逃げ回り、458月にベトナムで捕虜になり、465月に復員した。部隊の帰還率は20%だったという。戦後は、開拓民農家として暮らし、アル中となり、火災事故で死亡した。戦死した仲間のことを思って心が硬直していった。

    この問題の中核にはPTSDの問題があり、周辺には広く戦争トラウマと呼ばれる諸症状、アル中、家庭内暴力、貧困の問題などがある。戦後社会のなかで生きて行くことができない復員兵の姿があった。中核的問題(PTSD)とあわせて、その影響がもたらした構造的問題の総体を明らかにする必要がある。そうしてこそ、後世に伝える教訓となる。

・藤岡美千代 父は47歳で自死した。19歳で海軍に入り、敗戦後はシベリアで6年間抑留された。復員後の最初の結婚は家庭内暴力で破綻した。私の母との再婚で、兄と私が生まれた。記憶にある父は酒を飲んで暴れる父だ。もうじきご飯が食べられるというときに、ちゃぶ台を蹴とばし、母と子どもに暴力をふるう。「美千代逃げるぞ!」という兄の声で、夢中で裸足で逃げた。冬も裸足で逃げて、母が迎えに来てくれるのを震えながら待っていた。私たちに暴力を振るう時もあったし、「あいつらが殺しにくる」と震えている時もあった。あいつらが、ロシア兵なのか、日本兵なのか、それは分からない。それが57歳の父の記憶だ。9歳の時に、すでに母とは離婚して別のところで暮らしていた父が死んだ。それを聞いた時に、兄と一緒に万歳した。

    それから60年近く、父はいなかったことにしてきた。しかし、「PTSD日本兵家族会」のことを知って、なんで父は47歳で首を吊らなければならなかったのかと考えるようになった。56年ぶりに父の親戚とコンタクトがとれ「戦争に行く前はいい人だった」と

    聞いたが、そんなのウソに決まってるとしか思えない。自分で「石松(父の名)のこと知っている人はいませんか」と、父の出生地で生前の父を調べ始めたが、応じてくれた村の人は3人だけだった。身内の私ですら調べきれない。

    みなさん(厚労省)がこれから調査を始めるというが、どうやって、なにを調べるんですか。原爆被災者のことを調べる時に確かに爆心地にいたという「証拠」が必要というような話を聞いたが、PTSDについても同じことをやるんですか。

    そんなことをするまえに、当事者である私たち家族の話を聞いてください。私たちが生き証人です。心を病んでいるがゆえに「恩給不可」のハンコを押された父を支えるために、母は働き抜いた。それを見てきた私たちの話しをまず聞いてください。

・黒川安子 父は大正5年(1916年)生まれ、警視庁の警察官だった。ヤミ米を取り締まる仕事に嫌気がさして、満蒙開拓団に応募した。開拓団に入れば徴兵を免れるという話しを信じて兄弟たちと一緒に入植したが、敗戦直前に徴兵され、敗戦でシベリアに抑留された。ひとり残された母は乳幼児をかかえての逃避行で、2歳と1歳の子どもを死なせた。

    日本軍は、ロシア参戦を聞いて豆満江にかかる橋を爆破して逃げた。橋が爆破されて逃げ場を失った母方の親族5人、母が抱えていた乳幼児2人が死んだ。昨年「PTSD日本兵家族会」は謝罪のための訪中をしたが、私にとっては慰霊の旅でもあった。

    昭和22年(1947年)に復員した父は、子ども二人を死なせた母を責め続けた。暴力を振るったり、アル中ということはなかったが、おカネしか信じられない冷たい人だった。父と母の関係は最悪だった。心が冷たいというだけで、家庭は崩壊する。

    母は、わたしが就職して独り立ちしたとき、すぐに離婚した。父は後年、孤立死した。

    私には昭和23年(1948年)生まれの兄がいるが、輸血が原因のB型肝炎で亡くなった。父は、兄と同じ血液型であるにもかかわらず兄の入院中一度も見舞いに行かず、一滴の血も提供しなかった。兄は、売血の粗悪な血を輸血され、B型肝炎になった。わたしは兄の死は、父によるセカンドレイプだと思っている。同年代の方たちとあの戦争のことを語り合うと、どこの戦場でも上官がいち早く逃げたという話題になる。2度と愚かな戦争をおこさせない。それがわたしたちの務めだ。

・黒井秋夫 PTSDを発症した日本兵の、多くの子どもたちが父を恨んで育った。親の暴力を受けた子どもたちが自分の子どもに暴力を奮う連鎖もおきている。まだわたしたち2世が生きている間に戦争をおこした国が、責任をもって実態調査をする必要がある。子どもたちが父親を憎むような国のままでいいんですか。

    1,しょうけい館で2025年度に予定する戦争神経症に関する展示物の概略を教えてほしい。

    2,2024827日の記者会見で、当時の武見厚労大臣は、兵士の実態調査は「研究者の意見を聞いて検討する」と語ったが、その後の検討内容を教えてほしい。

・山田亮 1,展示の概略について、いまお話しできるものはない。 

     来年度の展示をめざして、しょうけい館の担当者が、専門家の話を聞いたり調べたり、入院患者がいた病院の記録を調べたりしている。

    2,「その後の検討内容」について、いまお話しできることはない。

     来年度の展示の準備を全力でやりきって後からにしたい。

・宮本徹 来年度からの展示とは、4月からか?せめて815日までには展示すべきではないか。

・山田亮 時期については言えない。全力で取り組むが、年度後半になる可能性もあると思う。

・大椿ゆうこ 武見大臣と話し合ったことがあるが、彼の「戦病者とその家族が戦中戦後に体験したご苦労を次の世代に伝えていく」という決意、熱意は本物だと感じた。厚労省として、武見大臣の意志をなんとしても実現する必要があるのではないか。

・藤岡美千代 本気でとりくんでほしい。どんな協力でもする。具体的になにをするかということのなかに、教科書で日本兵のPTSDをとりあげるということも考えてほしい。文科省とも横の連携をとってすすめてほしい。

・森倉三男 815日に合わせて「このように展示しました」で終わる問題ではない。構造的に次世代につなげていくためにはどうすればいいか。

    強い声も、おだやかな声も、みな含むような展示が求められる。

・山田亮 政府が関わる展示には「客観性の担保」とか、いろんな問題があることをご理解いただきたい。展示開始時期は今は言えないがしょうけい館での展示は必ずやるということだけは申し上げる。

・宮本徹 1,文科省との共有にはぜひとりくんでもらいたい。2,3月に有識者を交えての検討があると思うが、それをどう持続していくか。

・山田亮 着手は難しいが、ゼロからスタートし、あらゆることを検討している。今日うかがった家族のみなさんのご意見は、重くうけとめる。

・黒井秋夫 国が実態調査をやらないなら、民間のメディアが先行する可能性がある。1万件というようなサンプリングで無作為の世論調査をすれば、かなりの割合でPTSDの日本兵の存在、家族に与えた影響が浮かびあがるだろうと思っている

    国が「そのうちやる」と言っている間にわたしたちがいなくなってしまう可能性もある。早く着手してほしい。それは、わたしたち家族の話を聞くことから始まる。

    今日の懇談の場を設けてくださったことに感謝する。前回お会いした時とは、ずいぶん違う、前向きな感触を得た。次は、わたしたちから要望されたからということではなく、厚労省のほうから「家族の話が聞きたい」と、懇談の場を設けてほしい。(拍手)

    拍手で終わる懇談もいいものですね。

1120 懇談会終了。諸メディアと厚労省職員との名刺交換などがあり、厚労省側退席。

    引き続き、その場に残って感想を述べ合う。

・大椿ゆうこ 厚生労働委員会のメンバーとして、今日の懇談を有意義に活用していきたい。つくづくと、この国は戦争をやるだけやって後始末をなにもしない国だと感じる。いまや軍事費87千億円、抑止力と称する戦争準備が進んでいると、ひしひしと感じている。国会では「抑止力増強」にまともに反対しているのは共産党さんとわたしたちだけ。みなさんと一緒にがんばりたい。

・黒井秋夫 今日、議員さん自身は参加できなかったが秘書の方が参加してくれた党もある。わたしは、この問題は自民党も共産党もない、超党派の国民的な課題だと思っている。今日参加された議員と関係者のみなさんに、ぜひ院内集会の実現に力を貸してほしい。

・大椿ゆうこ まさに超党派で取り組むべき問題。自民党の厚労族に、みなさんから働きかけてほしい。(大椿さん、次の予定のため退席)

・佐藤定夫 宮本さんに質問。さきほど厚労省のかたが「客観性の担保」と言われたが、あれは、家族の話を一方的に聞くだけでは「客観性がないからムダ」というような意味ですか。

・宮本徹 そうではないと思う。今日の彼の対応には、できるだけのことはやるという決意を感じた。今日のような場をつみ重ねていくしかない。

・黒井秋夫 とても意義のある懇談だった。次は8月前に院内集会を実現したい。

12:00 感想会終了。退出。 以上。(寄り添う市民の会・佐藤定夫/記)

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2025年、東京・大阪など各地で証言集会を開催します。PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会を全国の道府県で立ち上げ拡げます。証言集会開催、PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会各地の立上げを支援します!皆様のご支援をお願いいたします!

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202511日の繰越金486.301円 収入(カンパ、黒井講演料など)1.964.968円  

経費 2.123.754円 書籍販売 仕入れ349.990円 販売415.570円 差益65.670(収入に含む)

20241231日の総残高 327.515

会計中間報告(202511日~131日)

202511日の繰越金327.515円 収入(カンパ、黒井講演料など)52.909円  

経費 81.658円(上記に含むが)書籍販売 仕入れ0円 販売29.300円 差益29.300

2025131日の総残高 298.768

3502人が来館!75%は子どもたちです!

PTSDの「日本兵と家族の交流館!2月25日(水)現在

子どもたちに「戦争をしてはいけない」が伝わる場所です

家族会・市民の会の運営は一人ひとりを尊重した優しい運営をいたします

自分と違う意見やお話しでも最後まで聞く。人の話を途中でさえぎらない。大きな声を出さない。威嚇するような言い方はしない。誰にも何も強制されない、という個人を尊重する簡単なルールで運営を心がけています。定例会など一回限りの参加も歓迎します。その後も無理をせず都合良い時にお出で下さい。それでも、いざという時には大きな力を発揮する温かく頼りになる「家族会・寄り添う市民の会」をめざします!

■「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」行事予定

PTSDの日本兵家族会は当事者だけが参加できますが、家族会以外はどなたでも参加歓迎しますオンラインの読書会、全国情報交流会に参加希望の方はqqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp(黒井秋夫)に連絡いただければアドレスをお送りします。

316日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

PTSDの日本兵家族会(10:0012:00)は当事者以外の参加はできません。

初めての参加の場合は黒井秋夫まで連絡下さい。13時からの「寄り添う市民の会」はどなた

でも参加歓迎したします。連絡先☎08011213888 メールqqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp

318日(火)ジーンシャープオンライン読書会 19:0021:00

319日(水)「沖縄戦を生き抜いた人びと」オンライン読書会 19:0021:00

321日(金)オンライン手記編集委員会19:0021:00

323日(日)「寄り添う市民の会・関西例会」国労会館 13:30

326日(水)3月号ニュース発送作業日 中藤地区会館 13:00

327日(木)全国オンライン情報交流会19:0021:00

415日(火)ジーンシャープ読書会19:0021:00

416日(水)狭山市憲法カフェで黒井秋夫が講演

416日(水)「沖縄戦を生き抜いた人びと」オンライン読書会 19:0021:00

417日(木)練馬区で黒井秋夫が講演

418日(金)オンライン手記編集委員会19:0021:00

419日(土)「あの少女の隣に」胡桃沢伸さんとアフタートークに黒井秋夫参加(オフィス

まほろば)

420日(日)東京家族会・市民の会 オリンピックセンター10:0016:00

424日(木)全国オンライン情報交流会19:0021:00

427日(日)「寄り添う市民の会・関西例会」PLP会館 13:30

429日(火)~53日(土)立川憲法集会にパネル展示
5月 2日(金)~56日(火)黒井秋夫訪中写真 &日本軍の毒ガス展にパネル展示 

かながわ県民センター1階展示場

5月 4日(日)黒井秋夫が講演14:00~ かながわ県民センター1階展示場

525日(日)「寄り添う市民の会・関西例会」国労会館 13:30

518日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

614日(土)亘理町9条の会 黒井秋夫が講演 13:30

615日(日)東京家族会・市民の会 オリンピックセンター

628日(土)大阪府保険医協会で黒井秋夫が講演

629日(日)PTSDの日本兵の家族の思いと願い関西証言集会 PLP会館

720日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

824日(日)PTSDの日本兵の家族の思いと願い東京証言集会 オリンピックセンター

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世界中の人が分かるNOWARを入れ、縦を150㎝と短めに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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厚生労働省との面談をYouTubeで公開しています。下記アドレスをコピーしてご使用ください!

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面談を報じたTBSの記事のアドレスです。コピーしてご覧ください。

ewsdig.tbs.co.jp/articles/-/1727634?display=1

 

戦争での過酷な経験により心に傷を負った旧日本兵の実態について、厚生労働省は来年度から都内の資料館で調査結果を公開する方針を旧日本兵の家族らでつくる団体との面会で明らかにしました。

「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」は、きょう午前、厚生労働省に対し、戦争から生きて帰った旧日本兵のPTSD=心的外傷後ストレス障害、いわゆる「戦争トラウマ」の実態調査の必要性を訴えました。

これに対し厚労省側は、戦傷病者資料館「しょうけい館」が現在、病院でのカルテや資料を収集、分析していて、来年度、調査結果を「しょうけい館」で公開する方針を示しました。

戦争トラウマは家庭内暴力やアルコール依存症などの形でも現れるとされていますが、最近になって、過去に旧日本兵の父親などから受けた暴力の原因が戦争トラウマではないかと訴えられるようなケースは調査対象に含まれておらず、旧日本兵の家族らは対象の拡大を求めています。

 

お知らせ

2025213日(木)に「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」のメンバーは厚生労働省と面談いたします。会場は衆議院第2議員会館面談室で10:00開始予定です。

場所と時間確保できれば、面談終了の後に「家族会・寄り添う市民の会」としての面談のまとめを行います。併せてメディアの皆さんに見解を表明いたします。

 

2024315日の面談で要望した下記①~③の事項を中心に厚生労

  働省のお考えをお聞きしたいと考えております。

★「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」の厚生労働省への要望

   戦争から帰還した兵士でPTSDを発症した兵士の実態調査をお願いしたい。帰還した兵士でどれほどの割合でPTSDを発症したかを調査し明らかにして欲しい。

・帰還した兵士の子どもたちは生きていた時の父親の様子を知っていま

  す。状況を聴取すればPTSD症状に該当するのかどうか類推できます。

   PTSDを発症した父親の影響で未だに多くの子どもたちが心の病気に苦しんでいます。該当する家族の実態調査とケアの方法、解消する対策を考えていただきたい。

   上記の他の要望を会で今後議論いたします。

 

・厚生労働省と私たちとの協議の場、懇談を継続して設けていただきた

   い。

平和学習、講演会、授業などに「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」から講師を派遣いたします。

 

相談、連絡先

黒井秋夫 電話08011213888 

208-0001武蔵村山市中藤3-15-4 

メールアドレス qqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp

2025年1月28日(火)快晴

午前中に都内の高校の「自由選択の講座」として、高校生二人、先生2人が来館されました。

PTSDの日本兵に関する映像をいくつか見ていただき交流しました。高校生のとても真剣な目が心に残りました。美味しいケーキと昼食のカレーライスを食べていただきました(昼時間の来館者には黒井秋夫の妻さち子さん作成の昼食も提供しています)。楽しい時間でした。

*明日29日(水)に埼玉県の中高生の授業を受け持ちます。今日

 の高校生の真剣なまなざしに接して明日の組み立てを換えまし

 た。明日が楽しみです。

PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」活動日お知らせ

 

行事予定 PTSDの日本兵家族会以外はどなたでも参加できます。歓迎します

29日(日)東京家族会・市民の会 

  オリンピックセンター セ107号室

PTSDの日本兵家族会(10:0012:00)は当事者以外の参加はできません。初めての参加の場合は黒井秋夫まで連絡下さい。 

・13:00~寄り添う市民の会はどなたでも参加できます。歓迎します。

08011213888 メールqqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp

218日(火)ジーンシャープオンライン読書会 19:0021:00

220日(木)「沖縄戦を生き抜いた人びと」オンライン読書会 19:0021:00

222日(土)「寄り添う市民の会・関西例会」国労会館 13:30

227日(木)全国オンライン情報交流会19:0021:00

2月以降の「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」毎月の例会予定

29日(日)東京家族会・市民の会 オリンピックセンター

316日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

420日(日)東京家族会・市民の会 オリンピックセンター

518日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

615日(日)東京家族会・市民の会 オリンピックセンター

720日(日)「家族会・市民の会・東京例会」東京都戦没者霊苑

824日(日)PTSDの日本兵の家族の思いと願い証言集会 オリンピックセンター

黒井秋夫の講演予定

129日(水)埼玉県私立中高学校(授業)

130日(木)東京の生協病院(職員研修)

 

21日(土)平和ネット入間 会場・生活クラブ生協あいびー 13:0015:00

 

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