2018年6月10日号に5月13日の「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」の公開講座が私の投稿という形で掲載されました。全文は以下の通りです。
「父は戦争でPTSDになりました」海外派兵の自衛隊員にも・・
大南ファミリークリニック多目的ホールで5月13日、「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」を開催し、私は「第二次大戦に従軍した父親がPTSDで復員し戦争終結後もその為に満足な仕事ができず貧乏な子供時代を送った」ことを話しました。その後、9人の参加者が自己紹介を兼ねて体験を語り懇談しました。
これまでPTSDの日本兵がいた事は社会に伏せられてきました。戦前は捕虜になることも戦場体験で精神を病む兵士も恥とされたからです。
現在もイラクに派遣され、PTSDとなり社会復帰できない自衛隊員が存在します。兵士のPTSDは過去の話ではありません。
「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」は8月の終戦記念日頃に公民館で第2回目を開く計画です。ぜひご参加ください。 (黒井秋夫) *PTSDとは心的外傷後ストレス障害のことです。
以上