迎春 2020年 🎍
「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」記念館
「おしゃべり寄り合い所」を
2020年4月・建設オープンします!
武蔵村山市中藤・黒井秋夫宅地内に10㎡と狭小ですが「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」の活動の歴史、兵士のPTSDが一目で分かる資料、書籍などの展示場を建設します。
記念館は、いつでも、誰でも、遠くからの人も、近所の人も、気軽に立ち寄り、
お茶を飲み、懇談する交流の場として、
皆が寄り合う楽しみの場所として
開館・開放いたします!!
語り継がれない経験は繰り返す
語り継いで未来の命を守りたい!
2018年1月17日、孤立無援の思いで立ち上げた「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」が5回も「おしゃべりカフェ」を開催できました。従軍した父親たちの「声にできなかった叫び」の真実に触れようとする家族の交流の輪が広がっています。
朝日新聞、毎日新聞、しんぶん赤旗、東京新聞で「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」が報道されました。遠藤美幸さんが岩波書店「世界12月号・戦友会狂騒曲」で紹介してくれました。会のホームページに2019年は3000人を越える閲覧者があり、10000ページが読まれました。その輪が少しずつ少しずつ広がるのを感じています。
理解できなかった父親たちの家族への所業(力や言葉の暴力、虐待、不労・貧乏など)が、戦争・戦場体験により精神破壊された後の姿だと「おしゃべりカフェ」の参加者どうしの語り合いで気付く人たちが出てきています。掘り起こされています。戦争は恐ろしい。終戦から75年が過ぎて、従軍した兵士たちがこの世を去った今になっても、従軍兵から子供へ、更に子供を通じて孫へと同じことが(力や言葉の暴力、虐待、不労・貧乏など)連鎖し続いている事実が明かされています。このような負の連鎖は、私たちの意識的な努力で断ち切らねばなりません。皆さんの力添えが必要です。その道筋をみんなで探し続けましょう。
同時に、このような負の連鎖の原因の「戦争は2度と始めてはいけない!」という父親たちの叫び、家族の声を「おしゃべりカフェ」とホームページ、「語り部活動」を通じて、語り継いでいきたいと思います。子々孫々まで語り継いでいくことが「戦争を絶対にしない、させない」という世論を作るものだと信じています。そして(子々孫々の)未来の命を守りたいのです。
2019年5月に再発した前立腺ガンは、9月〜11月の放射線治療を経てガン細胞の増殖抑制の兆しがあります。12月25日には発作性上室性頻拍のカテーテル手術をして症状は小康状態です。
多くの先輩たちが毅然と病気と向き合ったのを見習い、家族の支え、皆さんの励ましを頼りに、弱い人間ですが、私らしい人生を送りたいと思っています。
2020年も皆さんのお力添えを宜しくお願いいたします。
皆さんのご活躍を心から願っています。
「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」HP https://www.ptsd-nihonhei.com
• 連絡先 🏣208-0001 武蔵村山市中藤3-15-4
• 代表 黒井秋夫 ☎080-1121-3888 qqkc6av9@ceres.ocn.ne.jp