今朝の朝日新聞・2018.8.16 31面 見過ごされたトラウマ <日本兵>「殺してしまった」続く幻聴・幻覚 軍隊で心病むのは恥_「1名も発症しませぬ」
2018年8月10日、朝日新聞の朝日川柳
選者・西木空人
作者・清水方子
歌 ・仁王立ち矢ぶすま覚悟で逝きにけり
2018年8月5日、朝日新聞の歌壇(短歌)欄に「まさに同感!」という短歌が掲載された。
記事によれば学生数2010人の防大で2007年からの10年で1136件の服務規律違反があり550件で懲戒処分が発生していた。
懲戒処分に該当した事例は今の時代にこのようなことを
*2017年8月15日にNHKラジオで放送された。2018年8月14日まで「らじるらじる聴き逃し」で聞くことができる。繰り返し聞けるので畑作業しながらも含め何回も聞いた。
昨日、テレビで相良さんの力強い朗読を聞いて涙が何度と流れた。本当に心が震えた。
戦争をしてはならない。この世からなくさねばならない。
「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」を立ち上げようとしていた2017年末頃、日本軍兵士の戦争体験によるPTSDの研究者が日本に存在することを知りませんでした。
アジア太平洋戦争で230万人の日本軍兵士が死んだ。驚くのはその90%が終戦までの1年間で死んだという事。終戦の前年、1944年には中西部太平洋の海戦で日本軍は
本の帯に「40数年間に延べ4000人から聞き取り調査を行ってきた」とあるが、膨大であろう作成資料をわずか252頁で読者に伝えようという事に驚く。証言を厳選したという事と思われる。
戦場体験は先ず
5人の兵士とその家族の心の中・苦悩し時に爆発する精神の動き、帰還兵士と家族の中で繰り広げられる暴力の応酬までも感傷を交えず読者が自身の目の前で実際に見ているような臨場感でドキュメンタリーを描き切った